ぐりゅーす　ごっと( ・ω・)ﾉみなさま。

子供の頃などにグリム童話って読んだ事が
一度はあるのではないでしょうか〜。
でも原作は、どれも残酷な描写を伴ったものなのですよね。
赤ずきんはその中でも突出しています。

今のグリム童話は改編に改編を加えられたものなので
元々は残酷物語だったと言う事を知っている人は
少ないのではないでしょうか〜。
とは言え、数年前に本当は恐ろしいグリム童話
というのが出ていましたね。

恐らくは、本当に恐れるべきは
森や暗闇、独りになる事ではなく
それを取り巻く「人間」が怖いのだと言う事。
ファンシーでハッピーエンドにしたのは
その方が売れるからと言うのもあるでしょうけれど。
作者の意図とは異なり、周りが綺麗な部分だけを
見せたかったのではないかな〜とか個人的には思っています。

考えてみると、ディ○ニーものは
全て残酷な物語を改編したものが
大衆受けしてテーマパークのコンテンツと
なっているのですよね。
物語の原作をみてからだと、
ほのぼのと出来ないな…私は(汗)

三匹の子豚も、喰うか喰われるかの物語ですし。
白雪姫に至っては、実際のグリム童話では７歳の設定。
加えて王子のキスで生き返るのではなく、
棺が揺れて毒リンゴが出て来て生き返る始末。
その後、母親を自分の結婚式に呼び、焼けた鉄の靴を
履かせてそのまま悶え死なせるというもの。

シンデレラも実際には魔女に力を借りる事は
中世の法律では大罪であり、火炙りの対象となります。

御伽話は本来、ハンムラビ法典的な要素も多く含んで
教訓や戒めの意味合いを込められた寓話だと思います。
今は逆にそういうのが、酷い感性を植え付けると思っているのか
そういう事を教える場面が少ないように思います…。

綺麗に見せる事は幾らでも出来るのですよね。
私が某テーマーパークが、小さい頃から好きになれなかったのは
多分その頃に、子供向けじゃないグリム童話を
目にした事がある所為かもしれません( ´・ω・)
確か、完訳グリム童話…とかだったかな。

綺麗で抽象的な話ばかりじゃなくて、
こういう話を読ませてみて如何思うかを
クラスで話し合わせてみたりとかしてみては…と思うのですよね。
綺麗で良いものを見せるのは簡単ですが、
大きくなって、年をとればとる程
そうではないものを見る事の方が多いので。


そんな事を考えながらSound Horizonを聞いてました。
「宵闇の唄」は以前ご紹介したので、それ以降を。


七つの大罪の内の一つ「暴食」

七つの大罪の内の一つ「強欲」

七つの大罪の内の一つ「嫉妬」


七つの大罪の内の一つ「怠惰」


七つの大罪の内の一つ「傲慢」


七つの大罪の内の一つ「色欲」


七つの大罪の内の一つ「憤怒」


そして最期に残るのは─、
聴いた方の中に浮かぶその言葉かと。


では、ちゅす( ・ω・)ﾉﾁ